「JSTC盛岡」活動
私は、「楽しい、心地よい身体運動」という環境の中に、子どもが自分なりに「わかること」と「できること」を生み出す心の働きそのものの発達を明らかにしようとしてきました。(「子どもの発達の意欲値及び自分の伸びしろ値理論」)「わかる」と「できる」という働きは、子ども自らの気づき、発見です。
私は、子どもと対象との相互作用のなかで何らかの新しいものの産出があり、そうした創造のプロセスが子どもの心身の発達の本質であると考えています。そして、子どもが自らわかったことや自らできることに基づいて反応することが発達です。そこから、子どもたちの「心身の安定と発達」が産出されました。
では、「楽しい、心地よい身体運動」という環境とは何でしょうか。それは、自ら、自主的に、自分の意思で、自己決定でなど他の人が指示、命令、指導など関与しない運動が行われる環境です。その環境が「JSTC盛岡」なのです。